2020.06.24 配信
第750号 「時間稼ぎだ」と言われてもいい --土に「炭」を入れよう


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田中優の“持続する志” 優さんメルマガ 第750号
2020-06-24発行

http://www.mag2.com/m/0000251633.html

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ただいま東京都知事選の立候補者について原稿を書いていました。

その中で宇都宮さんとの出会いなども書いていますが、
初めて会ったのは平成18年にサラ金問題で貸金業改正法案の参考人として、
ぼくも呼ばれたときです。この場に宇都宮さんもいらっしゃいました。
 
宇都宮さんは、サラ金問題解決の立役者です。
この改正で多くの人が救われたんですよね。

そしてまたこうしてちゃんと記録が残っているのに驚きです。

http://www.shugiin.go.jp/…/i…/html/kouhou/2BA296_1651121.htm








Contents

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1.「時間稼ぎだ」と言われてもいい --土に「炭」を入れよう

2. 一枚の写真が物語ること「うつろな目の少女」

3.  奥田知志さん 「助けて」が言える社会に

4. 諏訪市 メガソーラー撤退!

5. 嘘から始まった湾岸戦争 自作自演の議会証言とPR操作

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1)「時間稼ぎだ」と言われてもいい --土に「炭」を入れよう

 

フランスの提案



 「パリ協定」が結ばれるときに、フランスは「4パーミル・イニシアチブ」を提案した。

 これは現在の地球上の土壌に炭素を増やそうという話だ。近い中の陸地には「1兆5000億〜2兆トンの炭素がある」とされ、うち「表層の30〜40センチには約9000億トン」の炭素があるとされる。 この「表層にある9000億トン」の炭素に年間ほぼ0.4%だけ増やすことができれば、43億トンの排出分の大半を帳消しにできるという計算だ。


 実に大雑把で、緻密でない計算に基づいている。しかしその大雑把な計算であることが、可能性を大きくする。例えば地球上の土壌に含まれていた炭素分は、乱暴な開発や植物で覆わない農業生産によって、どんどんと炭素分を失った。実に現時点の温暖化を起こしているCO2の、実に約半分が土壌から放出されたと考えられている。


 地球温暖化防止のために一番簡単なのは化石燃料を使わなくなることだが、例えば日本ではCO2の最大排出は発電所で、そこから作られた電気の三分の二を産業の大口消費が使ってしまっている。いくら人々がライフスタイルを変革しようが、消費量をゼロにしたとしても解決しない。自分に原因がないのだから、解決もできないのだ。このままでは利益を一番に考える産業は「したふり」しかしないし、そのまま人類絶滅まで進んでしまうだろう。CO2排出による地球温暖化には惰性がついてしまうし、排出しなくなってからも温暖化が止まるまでには時間がかかる。

 「どうしようもない」というのが一般の人たちの実感だ。その時に解決に向けた手段を与えるのが「4パーミル・イニシアチブ」だ。しかしただ農地に炭素を撒いただけでは、すぐに分解されて大気中に排出されてしまうだろう。しかも「すべての土地に炭素を」と言っても砂漠や湿地などもあり、定着するとは限らない。しかしよくよく考えるとそれでもまだ解決策はある。日本では当たり前の「炭にする方法」がある。世界では、わざわざ「バイオチャー」と呼ばれるが、バイオ資源以外に「炭」があるわけでもないのだが。

 というのは世界をよく知っている人ならわかるだろうが、この人の作った「炭」は奇跡を起こしている。ブラジルのアマゾンに、かつて発見できずに否定された「エルドラド(黄金郷)」があった。しかし今では認められている。その「エルドラド」の根拠となったのは、生産性の高い土が発見されたからだ。 

 

 連作障害も起こさず、自分で再生していく「テラプレタ(黒い土の意)」がアマゾンに広く発見され、その広さの合計は「フランス一国分の広さ」と同じだった。土地の生産性は土地に暮らせる人口を規定し、そこから考えられる人口は数百万人に及んだ。そこに残されていた「土器や言葉」は、そこにかつて大国が存在していたことを示唆している。








 その「テラプレタ」の世界的調査は、さらに意外な結果を示した。単に鉱物として物理的に存在していたのではなく、一万年前からインディオたちが人工的に作ったものであったのだ。その主たる成分は「炭」であり、それを痩せた熱帯の「ラテライト」という赤い土壌に混ぜ合わせることで「黒い土」にしたものだった。そしてその常識外れの現実は、さらに続いている。これが未開の地「アマゾン」での出来事なら理解可能だろうが、それだけではなくアメリカ合衆国のある北アメリカの大地もそうして作られていたのだ。白人が征服してくる前からその地にいたインディオたちが土を作り、そのおかげで豊かな草原にたくさんの家畜を飼うことができていたのだ。

 では今から土壌に「炭」を混ぜることで解決できるだろうか。可能だ。農地は深く耕さず表面から15センチ程度にし、収穫後の土地は裸地にせずに植生で覆う。さらに砂漠や湿地のような荒れた土地では、まさに「炭」のまま混ぜ込めばいい。「炭」は人間が作ることができる「化石燃料」なのだから、燃やさない限り「炭素」のままでいるからだ。

 

 面白いことに「炭」はその土地に生きられる微生物の種類と量を増やす。その土壌微生物の量と種類数こそが、土壌の豊かさを示す指標になっている。

 「中央農業総合研究所の横山和成」氏は、その観点から世界の土壌中の微生物の多様性を調べて調査した。画期的なのは、連作障害と土の持つ生物多様性との関連を調査したことだ。豊かな土には必ず土の中にいる微生物の政府説多様性が関係していた。多様性の高い土壌には連作障害が起こらないように病害が少ないのだ。横山氏は現実の農地でも、生物多様性を高くすることで健康で多収量の作物を生産することに成功している。

 ここに関連するのが「炭の利用」だ。炭は植物の繊維が化石化したものだ。その多孔質な存在は、微生物が生きる場所を確保することを助けるようだ。それによって土壌を改善することができる。その観点から見ていくと、農薬や化学肥料を利用する方向は多様性を減少させる。実は近代的だと言われた「慣行農法」は、土地を貧しくさせる方法だった。それを改善できるのが炭の利用であり、「4パーミルイニシアチブ」なのだ。

 これは農地だけの話ではない。林産地にもまた使える方法だ。さらに日本の河川や湖沼の汚染浄化にも「炭」は役立つ。有機物はもう燃やすのは止めて、不完全燃焼することによって炭化しよう。そのために燃やすと有害ガスを出すようなものは一切添加しないようにしよう、そうすればゴミの有機物はすべて再び炭素分となり、地峡温暖化を起こさずに土壌を豊かなものにするための資源となる。

 

 これをすれば地球温暖化防止の時間稼ぎができるだろう。その稼いだ時間の中で、化石燃料を使わない産業に変えていこう。産業は化石燃料によって革命された。今度はその化石燃料を使わないための革命をしよう。歴史は愚かに繰り返されるばかりではなく、次元の違うものへと転化しつつ進行すればいい。そのための手段として「4パーミルイニシアチブ」を使えばいいのではないか。



(文章は2020年6月川崎市職員労働組合様へ寄稿したものを好意を得て転載しています。)



より詳しくは田中優有料・活動支援版メルマガで紹介しています

■2020年5月30日発行 『 土からの温暖化防止 』

https://www.mag2.com/archives/0001363131/2020/5






2)一枚の写真が物語ること「うつろな目の少女」


これ、初めて知った。

昨日6月23日は沖縄慰霊の日。

沖縄には塗炭の苦しみがある。


ところがそれに対し、ハーフと見ると「あなた日本語読めるの? 」なんて
失礼極まりない排斥をしようとした人、(緑のタヌキだ)がいる。

ちゃんと事情を知ろうとすべきだ。


一枚の写真が物語ること「うつろな目の少女」
〜 日本兵から殴る蹴るの暴行をうけ右目を失明した当時12歳だった男性が訴える、「沖縄県民はもっと怒って立ち上がらなければ」 - Battle of Okinawa
https://battle-of-okinawa.hatenablog.com/entry/1945/06/21/000000






1945年6月21日。

米軍は一枚の写真を記録している。



青ざめ、呆然として診療所で傷の手当てを待つ1人の少女、後に「うつろな目の少女」として知られるようになった写真である。



そしてこれも後にわかったことは、この少女は、実は少年であり、また、この少年が受けた傷は日本軍の兵隊によるものだということだった。



日本軍の兵隊は、ガマで、小さな12歳の子どもが大切にしていたリュックの中の黒砂糖をよこせと言い、その子どもを壕の外に連れだし、殴る蹴るの暴行をくわえた。堅い軍の革靴でちからいっぱい蹴り飛ばされ、顔面を殴られた。この写真は、米軍の診療所で治療を受けたときのものである。日本兵に殴られた右目は失明した。






3)奥田知志さん 「助けて」が言える社会に

奥田さんがいるから北九州はまだ生きられる。

そういうひとが各地にいると安心になるよね。



「助けて」が言える社会に

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/618915?fbclid=IwAR2BW5iJ7QvWs4tGUSrUL7gWQnE2-U2m53y6g7SylPTFFP98HIExeJLmqP0
西日本新聞


長年、北九州市を中心に生活困窮者の支援に取り組んできたNPO法人「抱樸(ほうぼく)」の奥田知志(ともし)理事長に、コロナ不況下での困窮者の現状や、この状況をどう捉えているかを聞いた。奥田さんは牧師でもある。



 -奥田さんが今一番心配しているのは?

 「『雇用と住居の同時喪失』です。
工場の寮住まいなど住み込み型就労の非正規労働者たちは、雇い止めされたら仕事と住む場所を一緒に失う。そうなるとすぐ生存に関わるレベルの困窮に追い詰められる。これが第一の危機です」

 「もう一つの危機は孤立。派遣労働者は一つの職場での就労が短期間なので人間関係が希薄になりがち。そうなると困ったとき『助けて』と言う相手がいない。
 端的にいえば自死を考えたときに止めてくれる人がいない。さらにコロナで人の交流が減り、困窮者の孤立が深まっているのです」


 -困窮の背景には、非正規労働者増加などの社会的要因がありそうですね。

 「ウイルスは新型ですが、むしろ日本で進行していた社会の構造的な脆弱(ぜいじゃく)性が顕在化している、と見ることができます」





4)諏訪市 メガソーラー撤退!

おめでとうございます。

抜本的にはグリッド中心の中央集権電気を止めて、地域分散型にしていかないと。




全国メガソーラー問題シンポジウム Facebookより

諏訪市四賀ソーラー事業(仮称)」から撤退することを表明しました。

事業者は撤退の理由として、

1地元住民の合意が得られないこと、
2環境影響評価(アセスメント)への対応が厳しいこと、
を挙げています。


全国で初めて環境アセスの対象となった太陽光発電施設計画がアセスへの対応が厳しいことを理由に撤退することは、他地区の計画にも影響を及ぼすことになると思います。

霧ヶ峰の自然を守るため、全国から応援していただいた多くの方に感謝します。
ありがとうございました。







5)嘘から始まった湾岸戦争 自作自演の議会証言とPR操作

世界一受けたい授業に出演された際の伊勢崎(賢治)さんです。

たった2分の動画だけど見ておいた方がいいビデオです。


動画
https://youtu.be/xGuxXU4Tlik


伊勢崎賢治さん

「湾岸戦争の時、ナイラと言うクウェート人の少女が泣きながらイラク兵がいかに残虐だったか、この証言の中ではクウェートの病院の中に攻めてきて、その中にいた赤ちゃんを皆殺しにしたという証言をしていたんです。 



この証言はアメリカの議会で行われたんですが、これが世論を大きく動かして、湾岸戦争に突入しました。

ところがこれはあとになって、このナイラという少女はクウェート人なんですが、一度も母国に行ったことがない、つまりずっとアメリカで育っていたんです。お芝居だったんです。」


-なんのためにですか?

「戦争をやりたいというアメリカの一勢力がきっかけを作ったんですね。」


-えぇーーー!!

「これを裏で操ったのがPR会社、広告会社と言われています。
つまり戦争はPR会社、つまり広告の技術によって操作されていたんです。
全ての戦争は広告によって鼓舞(こぶ)されて正当化されてきたということです。
その広告の技術を逆に、平和に活かそうじゃないかということをやっています。・・」

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