2019.07.22 配信
第708号 ネオニコチノイド系農薬の地下水汚染調査プロジェクト 調査協力者を募集中!

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田中優の“持続する志”

優さんメルマガ 第708号
2019.7.22発行
http://www.mag2.com/m/0000251633.html

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【「新聞記者」を観てきました】
 
 あまり世間と関係しない暮らしをしていますが、この映画は観に行ってきました。
確かに現実とダブるようで面白かったのですが、それ以前に今の社会に生きる人た
ちの“ひ弱さ”が浮き彫りになっている気がました。
 
 いやならしなけりゃいいし、自分の意志にそぐわなければ辞めてしまえばいい。
何も命賭けてまで不正の片棒を担ぐ必要などない。
人々が余りにもひ弱なんじゃないでしょうか。辞めちゃえばスッキリするのに。

・・という感想を持ちました。

映画情報はこちら まだの方はぜひ
https://shimbunkisha.jp/

 


Contents
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1.ネオニコチノイド系農薬の地下水汚染調査プロジェクト 調査協力者を募集中!

2.トリチウムについてのディア・ジョーンズ論文について/質問への回答

3. 落差1メートルの水路でも発電可能、設置も簡単な小水力発電機
 
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日本中、どこでもネオニコチノイド系農薬汚染が疑われます。

森にもネオニコは撒かれているし、稲だって箱入りの状態でネオニコに漬けられています。
「この土地の水はどうなのか?」と思ったらぜひ声を上げてください。

応募締め切りは「7月31日」です。

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一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト より

 
abt(一般社団法人アクトビヨンドトラスト)は、日本の地下水がネオニコチノイ
ド系農薬に汚染されていることを示す先行調査を参考に、全国から地下水汚染の
市民調査協力者を募集するプロジェクトを始めます。


地下水が供給源であることが明らかな井戸や湧水(わき水)などを調査地点とし
ますので、次のような方はぜひご応募、お問い合わせください。


・地下水を飲料用として使用されている方、その他生活用水、農業用水、
水生動物の飼育などに利用されている方


・身近に湧水(わき水)があり、農薬散布の影響を調べてみたい方
(私有地以外の場合、管理する自治体の許可が必要になりますが、
簡易な手続きで許可を得られる場合が多いので abt にご相談ください)



◆地下水をどうやって測るの?


地下水が供給源であることが明らかな井戸や湧水(わき水)などを調査地点とし、
パッシブサンプラー[写真1]を水中に吊り下げて調べます。

写真1
https://scontent.fkix2-1.fna.fbcdn.net/v/t1.0-9/66296979_2244470815629005_5528319618071920640_n.jpg?_nc_cat=104&_nc_oc=AQn1G9BNTAAnJM-Dv_DgEk5NGDmesOzm2jzpUQYpEqa2u0O1WIINW_iYwXVmOoDEO2g&_nc_ht=scontent.fkix2-1.fna&oh=0645479081de88cc8a88fd19586bc816&oe=5DB99EA8


計測器を小石などの重りと一緒にネットに入れて、
後で引き上げられるように紐を結んで水中に沈めた後[写真2]、

写真2
https://scontent.fkix2-1.fna.fbcdn.net/v/t1.0-9/66581015_2244470835629003_950662814509301760_n.jpg?_nc_cat=111&_nc_oc=AQmExq2InBcmostF27cR4ywgA8hO-wuAH4PDGvfOaBxuVRmtpn14vf_KbVb248mezWo&_nc_ht=scontent.fkix2-1.fna&oh=8b836b6414f47f0e71de332e62a07ccb&oe=5DBAC1DB



所定の期間(1か月程度)そのままにし、回収して返送いただくだけです。
特別な知識や技術は必要ありません。
協力者には、計測器をお届けする際に具体的な手順を記載した手引きを同封します。



◆調査の流れ
応募者は所定の申し込み用紙に必要事項を記入の上、abt宛てにメール添付でご応募ください。
その中からabt事務局で協力者を選定した上、それぞれの担当地点に「パッシブサンプラー」
を設置して、一定の調査期間後に返送いただきます。


調査にかかる実費はabtが負担します。


この調査では、

ネオニコチノイド7種(ニテンピラム、ジノテフラン、チアメトキサム、
イミダクロプリド、チアクロプリド、クロチアニジン、アセタミプリド)と
フィプロニルおよび数種の分解生成物

について地下水中の残留値を測定します。


結果はabtが取りまとめてウェブサイトで公表する予定です。


◆応募受付:2019年7月16日〜7月31日 (メール必着)


◆調査対象:全国の地下水


◆調査期間:2019年8月上旬から9月末までの期間のうち約1か月間


■お問い合わせ・お申し込み(メールのみ)
一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト(公募担当:八木)
E-mail:grant@actbeyondtrust.org


★詳しくは、下記の募集要項(PDF)をご参照ください。
https://www.actbeyondtrust.org/info/4770/




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◆トリチウムについてのディア・ジョーンズ論文について/質問への回答◆

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福島からトリチウム汚染水を流したら、少なくともタダではすまないことの解説です。


(田中優の記事
「「水俣病」のメカニズムで「トリチウム」が世界を汚染する 』」
もご参考ください
https://tanakayu.blogspot.com/2018/09/blog-post_27.html )


以下、
https://senmaya.at.webry.info/201809/article_9.html (2018.9記事)より抜粋


これら(a)(b)から、ディア・ジョーンズ氏は、トリチウム水として投棄された
トリチウムは、投棄の「後」に、自然環境の内部で、有機結合トリチウムに変化し、
その生成した有機結合トリチウムが微生物を出発点とする食物連鎖により生物濃縮
される点に注目しています。


つまり、最初から有機結合トリチウムとして廃棄されなくても、トリチウムは(1)
環境中で有機結合トリチウムとして生成され(2)生物濃縮の過程に入ると考える
べきなのです。

言うまでもないことでしょうが、生体は摂取した炭水化物を水と二酸化炭素として
排出しますが、その一部を「脂肪」として蓄えますから、トリチウム結合「炭水化物」
の一部は生体内でトリチウム結合「脂肪」に変わるでしょう。

そうなると、トリチウムは体外排出されずに、生体内に蓄積されるでしょう。

私自身は、この脂肪組織に蓄積されるトリチウムが非常に重要な健康影響を及ぼして
いるのではないかと考えています。
トリウム結合タンパク質の場合も、体組織になれば蓄積されるでしょうし、それが
DNAの前駆物質となれば遺伝子の奥深くに取り込まれます。



3)福島沖の海流、東京方向に向かう

ディア・ジョーンズ論文で注目されるもう一つの点は、海流の分析です。

つまり、福島事故原発からトリチウム水を放出した場合、汚染水は福島沖で優勢な
親潮に乗って、南方向に、東京(湾)の近くまで流れ、それから黒潮とぶつかって、
多くの渦や旋回する海流となって広く拡散し、その後に東に向かい、北米方向に流
れるという点を具体的に指摘していることです。

つまり、汚染水を福島で投棄すれば、それはまずは東京に近づく方向へ流れていく
のです。
海洋投棄は、福島だけでなく首都圏・関東圏の住民、さらにはオリンピックで東京
を訪れるであろう世界のアスリートや観客・訪問者を、意図的に被曝させるような
残虐行為なのです。
トリチウム汚染水放出反対は、東京オリンピックでの被曝反対と結びついているし、
結びついて行かなければならないと考えます。


4)政府との対決か、「生物濃縮」への疑念で二の足か

最後に、質問者がこの「足をすくわれる」という表現で示唆しておられる懸念に
ついて検討して見ましょう。ご存知の通り、政府や規制委が主張しているのは、
トリチウムの「危険性は無視できる」、トリチウムの「安全は確保されている」いう
ことです。トリチウムの危険性の「程度」「度合い」が問題になっているのではあり
ません。ですから、仮に質問者の言うとおり「トリチウムの生体濃縮」が疑われたと
仮定しても、トリチウムの危険が「ゼロ」だという結論にはなりません。


トリチウムの有機結合トリチウムとしての「生物濃縮」を疑われているか否定されて
いる人々は、かなりいるように思われるのですが、もしそうだと仮定しても、政府・
東電によるトリチウム汚染水海洋放出に反対することに二の足を踏んだり消極的に
なる理由にはなりません。


・・つまり、仮にICRPの立場に立ったとしても、トリチウムは「危険」なのであり、
日本政府のトリチウム水放出計画に反対できるし、反対しなければならないのです。

いくら常日頃ICRPを批判しても、事故前の全原発の3〜9年分という莫大なトリチウム
水の放出に「いま」反対しなければ、少なくとも客観的あるいは理論的には「ICRP以下」
ということになるでしょう。




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◆落差1メートルの水路でも発電可能、設置も簡単な小水力発電機 ◆

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水力は風の密度の800倍。
小さな水力で自給できる可能性が高いですね。



https://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1610/20/news051.html?fbclid=IwAR3EbpYy4c7BTepW2lfZe8iscPYB94saegpvGe-AVIve2_PE2nRn6M1er1g




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